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2022.7.2

循環経済新聞4月26日号掲載 「新英エコライフ株式会社」様の 『複合産廃処理施設』のご紹介

製品

新英グループの産廃処理を担う、新英エコライフ(三重県四日市市、織田健一郎社長)は、四日市市内に処理能力が県内トップクラスとなる複合産廃処理施設「四日市工場」を完成した。総工費は約8億円。混合廃棄物を対象にして漁網やゴムロールといった処理困難物も受け入れる。産廃を破砕だけでなく、光学式選別機なども使ってリサイクル率を高める。

 

 

新工場は、敷地面積が約4700平方メートル(約1422坪)で工場が約1800平方メートル(約545坪)。リョーシン製の処理ラインをそろえた。受入品目は、廃プラ類、ゴムくず、金属くず、ガラス陶磁器くず、がれき類、鉱さい、紙くず、木くず、繊維くずの9品目で2種類以上が混ざった産廃を混合廃棄物として受け入れが可能だ。処理ラインは、①破砕・選別施設②光学式選別機③SSI製破砕機④圧縮・梱包施設の四つ。

破砕・選別施設は、混合廃棄物を粗破砕して、振動ふるい機にかけて、10ミリ以下、10~70ミリ、70ミリ以上の大きさで分別。機械と手選別を組み合わせて数種類に分ける。軽量な廃プラ類は日量112トン(8時間稼働)、重量物の鉱さいは、日量341.76トン(同)処理できる。

光学式選別機は、選別された金属くずや混合廃プラを高性能センサーで精選別するためのもの。トムラソーティング製を採用した。廃プラ類は、日量20トン(同)、金属くずは、日量20トン(同)、の処理能力を持つ。金属スクラップは、グループで扱ってきたノウハウもあり、ナゲット化など付加価値を高める工夫は得意としている。金属系を除去することでRPFやセメント工場向けのリサイクル品も増やせる。

SSI製の2軸破砕機は、タイヤや漁網といった処理困難物を対象としている。廃プラ類は、日量32.48トン(同)、金属くずが日量62.88トン(同)の受け入れができる。

圧縮・梱包施設は、渡辺鉄工製を導入した。軽い品物を減容して輸送コストを削減するタイプ。廃プラ類は、日量312.8トン(同)、金属くずが日量962.4トン(同)の能力を持つ。

 

(※循環経済新聞4月26日号より抜粋)

 


 

【粗破砕機FR2000】

用途:一般廃棄物、産業廃棄物、廃プラスチック 等

特長:粗破砕機FR2000は、多様な材料に対応できるよう開発された革新的、かつ堅牢度に優れた破砕機です。高い破砕能力に加え、革新的な技術により日々のメンテナンスを軽減、またメンテナンスの低コスト化も実現しました。少量の破砕から大規模なボリュームの破砕まで、幅広いニーズに応える事が可能です。

 

【二軸破砕機M85】

用途:産業廃棄物、漁網、ロープ、フィルムロール 等

特長:金属等の異物が混入した材料など、さまざまな材料を処理することができる破砕機です。ダイレクトドライブ方式を採用し、カッターロッキングシステム・高トルククラッチ・自動逆転装置などを装備した堅牢設計により、減容・破砕・前処理等のさまざまな用途に対応します。

 

【振動ふるい機ビビテック】

特長:ビビテックは標準デッキ(直線形状)の他に、独自のバナナデッキ(カーブ形状)タイプがあります。投入口手前側は傾斜をつけることにより、材料を速く送り出すことで処理量を稼ぎます。また、独自の振動技術によりマットに効果的に波動運動を起こさせ、最大50Gの高加速度で分離させることで、湿気・粘着性のある材料の目詰まりや付着を防ぎます。

 

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【リョーシンの使命】

私達リョーシンは、人材不足がリサイクル業界の最大リスクと考え、
人手を掛けずに大量選別できるプラントを提案することで、
お客様と一緒に問題解決に取り組みます。

国内・海外を問わず様々な破砕機・選別機メーカーとパートナーシップを組み、
それらの機器を組み合わせ、お客様のニーズに合わせた
最適なリサイクルシステムを構築します。

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