混合廃棄物向けの破砕・選別ラインを新設。処理効率の向上で処理量アップを実現。
NO.15
「破砕・選別ライン」
石川県金沢市 K社
K社様は1972年に創業以来、廃棄物の環境負荷を軽減し、自然を守り、「より良い環境を次世代に」を使命として、一般廃棄物および産業廃棄物の収集・運搬、焼却を主体とした中間処理ならびに管理型の最終処分事業を専業とし、日々廃棄物の適正処理に対する技術の向上に努めるとともにリサイクルを促進させ、循環型社会の形成に貢献されています。
混合廃棄物処理の効率アップを実現
既設の新保処理工場(同市)に混合廃棄物を対象とした破砕・選別の処理ラインを新たに導入いただきました。(日量28トン/8時間)
破砕機は、異物に強い「一軸破砕機ジュピター」を採用。破砕困難物を含む材料の処理速度があがり、全体の処理量向上に大きく貢献しています。
本破砕機には、金属が噛み込んで急停止する場合でも、高トルククラッチが働くことによりその衝撃をシャットアウトする『セーフティークラッチ』を搭載した万全な異物対策が施されており、さらに厳重な安全対策によるストレスフリーなメンテナンス機構となっています。
また、搭載するフライホイール・カウンターシャフト・インバーターの働きにより、エネルギー効率を最適化しています。これにより、小動力で効率的な破砕を実現し、消費電力を大幅に削減することを可能にしています(他社比38%)。
破砕後の材料は選別ラインへと運ばれ、篩機、風力選別機、磁選機、手選別の工程を経て高精度に選別されます。
一軸破砕機ジュピター
選別ライン
新たに建設系廃棄物の処理の強化に取り組んでおられることから、この破砕・選別ラインが活躍するものと期待されています。