環境機器メーカーのリョーシン(富山市、高野治社長)は、YouTubeの自社チャンネルで、「SDGsを考える!」と銘打ち、対談形式の新企画をスタートした。RPF燃料や廃石膏ボードといった各分野の有識者を招き、そのリサイクルの現状と課題、市場の拡大動向、プラントの運用について学べるもの。機器を導入する際の指標の一つとして活用を進めていく。
現在公開中の動画のテーマとゲストは、▽「SDGsを考える!注目の”RPF燃料(廃棄物固形燃料)”とは?」=(一社)日本PRF工業会(東京・千代田)事務局長の石谷吉昭氏▽「SDGsを考える!”廃石膏ボードリサイクル”の現状と今後の展望」=石膏再生協同組合(東京・中央)理事の井寄準氏。同社ホームページ内の「NEWS」のリンクから視聴可能。近日公開予定の第3弾では、「フラフ燃料」をテーマとした動画を予定している。
同社は、多種多様な廃棄物に対応可能な装置を取り揃え、混合廃棄物の破砕選別ライン構成装置群をワンパッケージで提供するなど、提案型のサービスで実績を持つ。担当者は、「設備投資は社運を賭ける大きなイベントだ。メーカー側の意見だけでなく、専門家による解説を聞くことで、新たなプラントの導入・運用に役立ててほしい」と話している。