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2023.11.16

リサイクル関連機器ならリョーシン|よくあるお悩みと解決方法をご紹介

コラム

リサイクル関連機器に関して、多くのご相談をいただいてきました。

今回は、リサイクル関連機器のプロとして、お悩みに対してどのように解決方法をご提案しているのかをご紹介いたします。


【目次】

 1.リサイクル関連機器のプロフェッショナルとして
 2.お客様からいただくお悩み
 2-1-1.機械の故障に関するお悩み
 2-1-2.機械の故障に関するご提案
 2-2-1.採算が取れないというお悩み
 2-2-2.採算を取るためのご提案
 2‐3-1.希望する選別ができないというお悩み
 2-3-2.選別に関するご提案
 2-4-1.プラントのラインの稼働に関するお悩み
 2-4-2.プラントのラインに関するご提案
 3.まとめ

 


1.リサイクル関連機器のプロフェッショナルとして

リサイクル関連機器の製造・販売・設置を生業とさせていただく中で、日々お客様から様々なお悩みを聞かせていただく機会があります。

 

今回の記事では、お客様から寄せられるよくあるお悩みをご紹介いたします。

もし同じお悩みを感じている方にこの記事が参考になれば幸いです。

 

2.お客様からのお悩み

お客様からいくつもお悩みを頂戴しますが、特に多いお問い合わせに下記のようなものがあります。

 

・機械の故障

・採算が取れない

・希望する選別ができない

・プラントのラインが上手く稼動しない

 

以下では、それぞれについて詳しくご説明させていただきます。

 

2-1-1.機械の故障に関するお悩み

プラントを構築する中で圧倒的に故障頻度が高い装置は破砕機です。

お客様から故障に関するお問い合わせはそのほとんどが破砕機に関するご相談です。

 

これまでの常識として、「破砕機は壊れやすい」というものがありました。

実際に、破砕機を使用しておられる会社の方には共感いただける部分があるかもしれません。

ひと昔前、弊社のサービスマンは全国のお客様の破砕機を修理して飛び回り会社に戻って来られない生活が長く続いてたほどです。

 

どれだけ手間をかけて選別しても破砕物には、金属等の破砕不適物が混ざってしまいます。

選別機を使用したとしても、破砕対象外のものを0(ゼロ)にすることは難しいのです。

月に一度や年に一度の混入であってもその1回で装置が壊れてしまうリスクを抱えながら運用されているお客様がほとんどで、多くのお客様から、異物の混入によって破砕機が壊れてしまったというお悩みがよく寄せられます。

 

プラントでは破砕機が中心になっているものが多く、破砕機が壊れてしまうことは、工場の稼働そのものが停止してしまうことにつながり、工場の売り上げに大きく影響してしまいます。

多くの会社にとって、故障による装置の停止は避けたい事態と言えるでしょう。

 

2-1-2.機械の故障に関するご提案

リョーシンでは、完全な異物除去は不可能だということを前提に、異物が入っても壊れることのない世界でも最先端の技術を盛り込んだ破砕機の販売をしています。

 

オーストリアのリンドナー社製破砕機、アメリカのSSI社製二軸破砕機、イタリアのFORREC社製粗破砕機にはそれぞれ安全装置がついており、金属等の破砕できない異物が混入した場合、衝撃を逃がし装置にダメージがいかない設計になっています。

 

リンドナー社製破砕機の詳しい説明に関しては以下をご覧ください

「これが世界の最先端だ|リンドナー社の一軸破砕機の”凄さ”をご紹介 Vol.1」

 

その他の機械に関しても弊社やメーカーの販売実績から特に故障の少ないものや復旧が容易なシンプルな装置を選びプランニングし提案させていただいております。

2-2-1.採算が取れないというお悩み

現在稼働しているプラントでは、採算が取れないといったお悩みもいただきます。

多くは想定した能力が出ていないこと、自社で扱っている混合廃棄物の分析が上手く出来ず機種の選定を間違えていることがあります。

 

相談の内容としては漠然と採算性が低い、とご相談されることが多く、具体的に何が問題かどのような対応策が効果的かを捉えているお客様は少ないように感じます。

 

2-2-2.採算を取るためのご提案

想定した能力が出ていないことの原因にプラントの一部にボトルネックがある、メーカーの公証能力と実能力に差がある、計画の際に想定した投入物の比重の見込みが甘い、などの理由が多いです。

選別プラントは投入物の組成によって大きく選定する機種が変わってきます。正しく機種選定するためには自社で扱うものの分析が必要不可欠ですが、分析ができているお客様は意外と少ないです。

 

リョーシンでは、お客様の事業計画においてお約束した能力を100%達成するため、事前の投入物の調査から設定する比重、材料にふり幅がある場合はどこに照準を合わせておくべきか等のアドバイスを含め事業計画の段階からサポートさせていただいています。

これをすることにより、過剰投資を避け、お約束した処理能力を確実に守ったプラントを納めさせていただいています。

 

2-3-1.希望する選別ができないというお悩み

選別において、廃棄物の業界でよく利用されている装置にふるい風力選別機があります。

ふるいでは、ふるいきれない、目詰まりする等のご相談、風力選別機では、正しく比重ごとに分けられない、選別精度が悪い等のご相談が多く寄せられます。

 

2-3-2.選別に関するご提案

ご相談をいただいたときは、現地に赴き選別できていない理由を的確にアドバイスさせていただいています。

 

ふるいでふるいきれないケースでは、多くの場合、透過率の計算が甘くふるい面積が足りていません。目詰まりにおいては、ウレタンマットの加速度が不足しているケースが見受けられます。

風力選別機で正しく比重選別するには、機械内部に乱気流が発生していないことが前提条件ですが、意外なことに多くの現場で乱気流が発生し比重差選別ができていない機械を目にします。また、精度よく選別するには乱気流が発生していない装置で事前の分級が大切になります。

上手く選別できない理由は多岐に渡り、原因を特定し的確に改善するには多くの事象を知る必要があります。些細なことでもお困りごとがあればアドバイスさせていただきます。

 

リョーシンでは世界でも特に選別精度の高い装置をフローに盛り込んで提案させていただいておりますが、選別フローはそれだけでは不十分です。選別精度が高い装置を選ぶことが当然ですが、各装置ごとに採算性を見極める必要があり、組成のバランスを見て回収効果が高い機械から選ぶ必要があります。

新しい機械の導入はとても重要な投資です。機種選定の際は、材料をしっかり調査した上でご提案いたします。

2-4-1.プラントのラインの稼働に関するお悩み

プラントを構成する機械自体の性能は良いのに、初期に想定した量の廃棄物処理が行えていないといったお声もございます。

 

機械導入の際に、予測される処理量とそこから得られる収益が導入コストに見合っているかを計算しているにもかかわらず、実際にその作業をこなすことができていないというのは、重要な問題と言えます。

 

2-4-2.プラントのラインに関するご提案

まずはお客様が使用されているプラントを見させていただき、過去の経験から上手く稼働しない原因を調査させていただきます。

経験上、プラントの性能を100%引き出せているお客様は少ないです。コンベア1本から全ての装置は手をかけなければパフォーマンスが落ちてしまいます。特にプラント能力に直結する破砕機のメンテナンスを怠り、能力の半分も出ていない機械を現場でよく目にします。素晴らしいプラントでもその性能を発揮できなければ採算性が落ちることは必然です、しかし意外と工場の稼働率や生産能力が機械のメンテナンスによって引き上げられることを結び付けて考えている方が少ないです。

 

リョーシンの提案するプラントでは、最大のパフォーマンスを出すために装置の使い方メンテナンスの仕方を何故する必要があるのかも含めお伝えさせていただいています。

必要であればそのメンテナンスをすることでどのように生産性が上がるのかランニングコストを計算し、お客様の利益につながるご提案をさせていただいております。

3.まとめ

いかがだったでしょうか。

私たちリョーシンは、リサイクル関連機器のプロフェッショナルとしてあらゆるお悩みにも解決するまで真摯に対応させていただきます。

 

全国どこへでもお伺いし、お客様と直接お話させていただき、弊社が提案する技術でお客様のお悩み事を解決することが弊社の喜びです。

 

お悩みが明確になっていない状態でも、一度お声掛けいただければ、必ず何かしらの改善点をご案内できる自信があります。

 

ぜひ、少しでも気になった方がおられればご連絡いただけると嬉しいです。