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2025.3.14

プラントのメンテナンスの方法

コラム

プラントの運用では稼働率が非常に重要です。稼働率の向上は、生産効率の向上やコスト削減、売上に直結するからです。
その稼働率を上げるために最も重要なのが、日々のプラントメンテナンスと定期的な点検修理です。
今回は、プラントのメンテナンス方法と、予期せぬ故障やトラブルによってプラントが停止してしまうリスクを最小限にする方法などをご紹介いたします。

プラントのメンテナンスの方法

リサイクルプラントを稼働させているお客様によって投入材料や処理条件が違いますので、メンテナンスの周期や方法はさまざまと言えます。
最適なメンテナンス方法とは、まず自社のメンテナンス周期を把握する事から始まります。
プラント内の機械ごとに部品の交換時期などの周期を把握しスケジュールを組み、事前にメンテナンスの計画を立てることが必要です。
具体的には、自社のプラントにおいて〇〇の部品は半年後に交換、△△の部品は3ヶ月後に修理というように、あらかじめメンテナンス時期の管理をすることが重要です。
エクセルシート1枚でできることですので、ぜひメンテナンス周期の計画を立ててみてください。



正しい周期で計画を立ててメンテナンスをするべき理由

正しい周期で計画を立ててメンテナンスをするべき理由は二つあります。
一つ目は、特に破砕機などで多いのですが、日々メンテナンスをしない状態で使用し続けることで、処理能力が落ちていく現象が発生します。
ひどいときにはメンテナンス後10ton/h処理できていたものが4ton/hまで落ち込む事さえ起こりえます、これは正しい周期で刃のクリアランスを調節したり、刃の修理を行う事で処理能力を維持することができ、売り上げの維持と安定した運営の維持につながります。
二つ目は、消耗部品には必ず耐用期間が存在し、いつかは必ず消耗して使用できなくなることです。
消耗部品の耐用期間を把握せず、壊れるまで使用した場合、また部品の手配を行なえていなかった場合、突如運転できない事態に陥る可能性が高いです。
この場合運転できない状態のまま、部品の納品まで待つ事となり、手配する物によっては数カ月停止したまま売り上げを上げられない事態となってしまいます。
メンテナンス周期を把握する事で、壊れてしまう前に部品を手配し、修理や事前の部品交換を行うことで、工場の稼働を長期間止めずに生産性を維持することができます。

メンテナンス周期の把握とは、工場の売上に直結し採算性の如何を決定付けるまでに重要な事です。
一見当たり前で絶対的に取り組むべき事ではありますが、意外と取り組んでいないお客様がいらっしゃいます、しかし売り上げをしっかり上げ、かつ高い採算性を誇るお客様は、例外なくこのメンテナンス周期を完璧に把握しておられます。



メンテナンス時期の目安

弊社でプラントを販売させて頂くときには、各部品の耐用期間の目安表をお渡ししています。
ですが、お客様によって条件が違う事から一概にそれを守れば大丈夫という事はありません。
皆様にお渡しする事から耐用期間を短めに設定している事もありますが、寒い地方かどうか、工場内は熱がこもらないかどうか、投入する材料はどんなものか、反発力の強い材料か、一日何時間稼働されるか など様々な要因によって部品の耐用期間が違います。
つまり実際に運用する中で、そのプラントに合った耐用期間を見極める必要があります。
最初は大変な作業となりますが、適切なメンテナンス時期を明確にすることで、必要な部品の在庫を事前に確保し、機械の停止期間を最小限に抑えることができ、またそれがプラントを使いこなすという事だと思います。



リョーシンにできること

現在リョーシンでは、修理のご依頼をいただいた際、弊社作業員がSV(スーパーバイザー)という形でお伺いし、現地の従業員の方と一緒にメンテナンスを行い、自社でもメンテナンスができるようにサポートしていく形をとっています。
また、よく消耗する(寿命が短い)部品については、リョーシンで在庫がある場合が多いのですぐにご用意することでき、機械の停止期間を最小限に抑えることが可能です。
中には需要数が少ない部品があり、それらまでリョーシンで在庫しておく事は出来ませんが、交換の予測時期の前に予備品として購入のご案内をさせていただきます。

さらに、将来的には、部品ごとの稼働時間を弊社へ共有して頂くことで、御社のメンテナンス計画をご提案できるような仕組み作りや、メンテナンスや修理方法の勉強会の開催なども企画しています。
プラントのメンテナンスについてお悩みの際は、ぜひリョーシンへご相談ください。