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2021.3.2

循環経済新聞3月1日号掲載 「有限会社愛知環境センター」様の 『一軸破砕機マイクロマット2500HP』のご紹介

製品

愛知環境センター(愛知県大口町、東久保真弓社長)は、フラフ燃料製造ラインを拡張し、2月12日から本格稼働を開始した。総額約1億円の設備投資により、一軸破砕機や磁力選別機、風力選別機などを新たに導入。廃プラスチックの処理能力を従来比約4倍に高めるとともに、燃料品質の大幅向上につなげた。今後、さらなる顧客ニーズに応え、受入量の増加を目指す。

同社は1998年の設立以降、産廃の収集運搬から中間処理、リサイクルまで一貫した処理システムを構築。破砕、減容固化、圧縮梱包などの設備を整え、主に愛知・岐阜・三重県の中部エリアから工場系や建設系の混合廃棄物等を受け入れている。フラフ燃料製造事業には2009年から参入し、国内の大手製紙工場への納入実績を重ねてきた。

今回の設備拡張では、リョーシン(富山市)が販売を手掛けるオーストリア・リンドナー社製の一軸破砕機「マイクロマット2500HP」を導入した。異物に強く、破砕刃交換等のメンテナンスを安全・容易に行える点が特徴という。1日当たりの処理能力は、▽廃プラ61.84トン▽紙くず39.76トン▽木くず72.88トン▽金属くず99.76トン▽繊維くず29.12トン▽ゴムくず45.92トン▽ガラス・コンクリートくず88.32トン▽混合廃棄物58.32トン--となっている。

これに加えて、自社設計の磁力選別機と風力選別機を既存の二軸破砕機の後工程に組み込むことで、異物除去を徹底。併せて、リガク(東京都昭島市)社製の蛍光X線分析装置も導入し、納入先が要望する規格に合格した高品質のフラフ燃料製造を可能とした。原料となる廃プラの処理能力向上に伴い、1カ月当たり5000トンを目標に受入量を引き上げていく考えだ。

同社の東久保翔平常務は、今後の展開について、「近年の廃プラ輸出規制やバーゼル法改正などの動きを受けて、国内での廃プラのリサイクルニーズが高まっている。これまで以上に顧客の要望にしっかり応えていきたい。将来的には新工場の建設も視野に入れていく」と話している。

 

(※循環経済新聞6月14日号より抜粋)

 

 

【一軸破砕機マイクロマット】
機種:マイクロマット2500HP
動力:132/160kW(駆動方式による)

破砕材料:事業系廃棄物
処理能力:61.84トン/日(プラスチック)                                           破砕サイズ:15-100mm

 

マイクロマット一軸破砕機は、様々な破砕ニーズに応えたユニバーサル破砕機です。
様々なオプションから選択することにより、高処理&高性能な仕様にも、ベールを開梱する仕様にもほぼすべての破砕要件に適合させることが可能です。

 

【一軸破砕機マイクロマットの特徴】

①油圧式メンテナンスフラップとスクリーンを採用、異物混入時の破砕機の停止時間を最小限に抑えます。

②内部押し込みプッシャーにより容易な材料投入と連続破砕を実現。またメンテナンスは不要です。

③破砕サイズに適した刃の仕様が選択可能、シャフトやカッターホルダーの摩耗と消耗を低減します。

 

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【リョーシンの使命】

私達リョーシンは、人材不足がリサイクル業界の最大リスクと考え、
人手を掛けずに大量選別できるプラントを提案することで、
お客様と一緒に問題解決に取り組みます。

国内・海外を問わず様々な破砕機・選別機メーカーとパートナーシップを組み、
それらの機器を組み合わせ、お客様のニーズに合わせた
最適なリサイクルシステムを構築します。

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