破砕材料を選ばない破砕機の導入で、あらゆる材料を高速で破砕処理。
NO.07
「粗破砕機プリマックスPR780」
長崎県長崎市 C社
C社様は長崎県内で、最終処分場、木くず破砕中間処理、RPF(固形燃料)製造施設等を展開される、県内最大手の総合リサイクル企業です。今回、多様化する破砕品の破砕を目的に新型機種への入れ替えを決行されました。
破砕材料を選ばない破砕機の導入
既存の破砕機は二軸破砕機を上下2段に重ねたタイプの4軸型でした。破砕物を選ぶ上に、機械的なトラブルも起こりがちで、今後増えるであろう多種類の破砕品には到底対応できないことを予測していました。
今回購入いただいたPR780は、二軸破砕機でありながら、引き千切る破砕とせん断破砕の両方の機能を備えており、二軸破砕機にありがちな長い形状に破砕されて破砕物のサイズが一定しないという難点を改善したモデルです。またカッターは特殊鋼材を使用しており、摩耗に強く修理についても溶接肉盛り補修で対応できるという優れものです。
破砕可能品は抜根から軟質、硬質プラ、紙くず、繊維くず、まで幅広く破砕可能で、能力も時間10トン以上の能力を有します。
▲粗破砕機プリマックスPR780
社長によれば、RPF原料の粗破砕など、埋め立て以外の破砕を積極的に増やし、生産性向上とリサイクル率の向上を目指して行きたいと伺いました。