幅広い材料の破砕処理を目的に、四軸破砕機の購入を決断。
NO.08
「四軸破砕機Q85HD」
兵庫県南あわじ市 T社
T社様は兵庫県淡路島に拠点を置き、一般廃棄物収運から古紙回収、建設系廃棄物処理、木くずや廃プラスチックの破砕リサイクルまで幅広く手掛ける地域に根差したリサイクル企業です。他社では敬遠されやすい特殊破砕物も積極的に受け入れ差別化を図って行きたいとのお話を伺いました。
特殊破砕モード搭載で漁網やロープも楽々破砕
転方法が複雑で作業員が操作盤に付き切りで運転しないと破砕出来ず、破砕困難物を破砕しようとすると極端に能力が下がり、ロープも破砕できず非常に困っていました。またランニングコストがかさむ事もあり、ついに入れ替えを検討するようになりました。
今回納めさせていただいた機械は、SSI四軸破砕機で4本の破砕軸とスクリーン搭載でどのような破砕物であってもワンパスで所定の大きさに破砕可能なハイパフォーマンスな破砕機です。
T社様はプラスチック破砕と埋め立て物を破砕処理する事が目的ですが、破砕物の種類が非常に多く、漁業の盛んな淡路島ではロープと漁網まで破砕出来る事が購入条件でした。
またフラフ燃料とセメント向け燃料の製造では、ワンパスで所定の大きさに破砕出来る事が絶対条件で、1台で3役をこなす機械が必要でした。そこで提案させていただいた破砕機は、四軸油圧駆動300馬力破砕機で、フラフ破砕能力は4t/時間以上、特殊破砕モード搭載で漁網とロープ(ワイヤー入りなど)も楽々破砕できる優れもので、埋め立て用破砕物はスクリーンを外して7~8t/時間破砕も可能なハイスペックモデルです。
社長はSSI-RYOHSHIN破砕機を有効に使い、他社では受け入れ困難な破砕物も積極的に受け入れて差別化を図り、燃料製造にも今まで以上に力を入れながら、リサイクル率向上を目指して行きたいと言われています。