「粗破砕機FR2000」が破砕困難物を容易に破砕し、
処理量&作業効率が大幅UP!
NO.21
「粗破砕機FR2000」
山形県上山市 M社
1973年に設立されたM社様は、燃料化に適した前処理をするための選別・破砕・調整設備を有し、廃棄物を熱分解(ガス化)し、そのガスをエネルギーとして利用するリサイクルシステムに取り組まれています。
製品紹介
粗破砕機FR2000
粗破砕機FRシリーズは、多様な材料に対応できるよう開発された革新的、かつ堅牢度に優れた破砕機です。高い破砕能力に加え、革新的な技術により日々のメンテナンスを軽減、また維持の低コスト化も実現しました。シャフトはタッチパネルでその動きを細かく管理。これにより各軸の動きを材料に合わせて簡単に設定できるため、過負荷による破砕機の停止や材料の詰まりを防止します。
FRシリーズには多数のモデルを用意し、少量の破砕から大規模なボリュームの破砕まで、幅広いニーズに応える事が可能です。
導入前の課題
従来の破砕機では、ファイバードラム(紙やプラスチック製のドラム)や抜根などの破砕困難物の破砕が困難であったため、処理を外注へ委託していました。その問題を解決するため、今回の破砕機導入を決断されました。
購入の決め手
①様々な破砕困難物をもろともしない破砕力
破砕粒度を大きく左右する固定刃は破砕機本体と分離型の仕様を採用、また固定刃には耐久性に優れたハルドックスを使用
破砕室にも頑丈な設計を適応し、様々な材料にも大容量で対応可能
ベアリングハウジングには硬化型スチールを使用
②破砕機のシャフトに巻き付きが起こらない
油圧モーター採用でトルクの制御が可能。耐衝撃性に優れ、シャフトの高速逆転に貢献
負荷に応じて自動的に反転
粗破砕機FR2000を使用したマットの破砕前後写真
破砕前
破砕後
導入後の効果
1. 従来であれば半日以上要していた破砕が、2時間程度で処理できるようになったため、これまで着手できなかった業務にも手を付けられるようになった。
2. 破砕困難物の破砕が可能となったことで、従来受け入れできなかった材料も受け入れが可能となった。そのため、新たな顧客や受け入れ材料の選択が広がった。
3. 従来の機械では十分に破砕ができていなかったため、粗破砕後の手選別に必要以上の人員が必要だった。本機の導入により、その手選別要員の削減が可能となった。