業界初、光学式選別機を用いて紙と異物を判別・除去。紙を再資源化ルートへ。
NO.04
「雑がみ選別施設」
東京都江東区 T社
T社様は、第一工場で紙と異物が混在した材料から異物を選別・除去し、再生可能な紙を再資源化ルートに乗せる「雑がみ選別施設」としてリニューアルオープンされました。
形状や色及び材質から紙のみを選別認識する、最新式の光学式選別装置
T社様は、都内を中心にオフィスビル等の事業系廃棄物(一般廃棄物・産業廃棄物等)の収集運搬及び中間処理をされております。同社の回収されている可燃ごみは年間1万トン以上になりますが、この中にはオフィスを主体に数千トンの紙類があり、従来は焼却処理されておりました。
しかし、紙資源の再活用による資源の節約、焼却処理によるCO2発生問題等の改善、お客様の環境負荷低減活動への貢献及び処理コストの削減等に寄与するとともに、古紙の品質向上を図り資源化を容易にすることを目指して、排出紙類の実態を調査したところ約60パーセントの再生可能紙が混入されていることが判明いたしました。
このため、排出事業者様のご協力を得て紙類主体の回収を行い、付着した異物の選別を行うこととなり、紙のみを形状、色及び材質から選別認識する最新式の「光学式選別装置(シーラスCM2499-2u)」を導入されました。
光学式選別により異物を除去
異物を取り除いた再生可能な紙 選別後圧縮機減容されたフィルム