新たな石膏分離設備で、
社内の課題を解決し、
ニーズへの対応力を強化。
NO.31
石膏分離設備(ターボセパレーター)
奈良県奈良市 I 社
I社様は、「リファイン(分別)・リサイクル(再資源化)」を同社リサイクル工場の基本理念に掲げ、産業廃棄物処分・収集運搬や再生可能エネルギー、森林整備等の事業活動を展開されています。また、4社からなるグループとしても、人・モノ・廃棄物のより良い流れを生み出す循環型社会の実現を目指して、環境問題に力を注がれています。
今回は、本社工場に同社がご提案した「石膏分離設備(ターボセパレーター)」をご採用いただきました。
ご依頼の背景
I社様の本社工場では、現場建築や工場等から発生する多くの廃棄物に対応した処理設備を完備されています。木くずや紙くず、コンクリートくず、廃石膏ボードなど、近年の建築様式から発生するほぼすべての廃棄物を1社で賄えることが大きな強みといえるでしょう。
特に廃石膏ボードは、今後ますます増加していく傾向にあるため、その処理量を増やす計画を立てられていました。しかし、既設の廃石膏ボード処理設備の老朽化に伴い、処理能力の低下や設備トラブルが多発するという課題に直面。そうした中、取引先の中間処理会社様から弊社の石膏分離設備をご紹介いただいたことが、今回のご依頼のきっかけです。
廃石膏ボード
導入の決め手
I社様は、米国スコットイクイップメント社の石膏分離設備の「高い処理能力」と「異物に強い耐久性」に興味を示され、処理量の増加や設備トラブルの減少を見込めるとご判断。それがT30を導入された大きな決め手となりました。また、同設備のサイズがコンパクトなため、限られたスペースでも大量処理が可能なうえ、少人数で稼働できること、さらに弊社営業担当のわかりやすい説明もご決断を後押しする形になりました。
実際に導入された株式会社I社様からは、「異物が多い解体系の廃石膏ボードも難なく処理できるため、社内での評判は良いです。また、一連の設備に無駄がなく見学者への説明も安易にできるため、営業担当者も喜んでいます」とのお言葉をいただいています。
導入後のお客様の声
「廃石膏ボードだけでなく、木くずや廃プラスチックの破砕選別設備にも興味を持っていますので、今後も良い機械をご紹介いただきたいです」
これからも最適な設備のご提案を通して、I社様のお役に立てるよう日々精進してまいります。